対人賠償について

パンちゃん

2012年07月03日 14:13

回は自動車保険について触れたいと思います。
自動車保険の補償には4本の柱があります。
それが下記の補償。

1、対人賠償
2、対物賠償
3、人身傷害
4、車両保険

1と2の対人、対物はよくお聞きになるかもしれません。
大抵の通販の自動車保険のCMの効果もあって
「対人無制限、対物無制限」が定着してきました。

1、対人賠償

の名の通り、人に対する賠償を補償するものです。
賠償は簡単に言うと「他人に与えた損害を償うこと」です。
自動車保険でいうと、事故の相手の人に対する補償です。
相手の方が亡くなったとき、ケガをしたときに支払うものなので
亡くなったときには死亡したことによる損害を、ケガの場合は
治療費や慰謝料、休業した分の損害などを補償します。
当然、介護状態になってしまったときには、その費用も対象に
なります。

なぜ、1000万円、2000万円ではなく無制限を勧めるか。
それは、お客様の安心のため。




事故は相手も、相手の人数も、相手のケガも予測できません。
もし、相手がお医者様などのような高収入の方で、もし亡くなって
しまったら。
生きていたら、どのくらい稼いでいたかも賠償の対象です。
上記の場合、相手の収入だけみても高額の補償が必要です。

し、20歳の方が要介護になってしまったら。
その方が亡くなるまでの何十年間の介護費用も必要になります。

事故は相手の人数だって予測できません。
1人3000万円だったとしても5人の方に損害を与えれば
1億5000万円。

もし事故で高額の賠償を求められたとしても大丈夫なように、
安心して自動車を運転してもらうための「無制限」なんです。

足ですが・・・。
自動車には強制保険である「自動車損害賠償責任保険」があります。
略して「自賠責」。
これで最低限の補償を確保しているので、この枠内で済む場合には
任意保険を使わなくて済む場合もあります。
参照はこちら


でも、あくまで最低限ですよ。
任意保険は必要です。

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